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外壁材

外壁材は水性系と溶剤系に分類されますが、従来は溶剤系が耐久性に優れているとされていました。
最近は水性も溶剤も耐久性に格差がなくなりつつまります。一般の方々はこれにこだわる必要もないと思います。
こだわりは主成分である樹脂に置くと良いでしょう。
樹脂は塗装の膜を作る重要な要素です。それらを分類すると下記の様になります。

外壁材.bmp

・ シーラー材の種類

下塗材のシーラーには水性系と溶材系があり、その役割は吸込止め効果・アルカリ押え効果・密着力の向上です。モルタル壁の塗装でよく使用するフィラーは水性でシーラー機能を兼ね備えた下地調整材で下地を滑らかにする高粘度の性状をしています。外壁の素材やその状況に適した下塗り材の選定を致します。

【溶剤】エポキシ系シーラー

sotokabe.bmp

【水性】微弾性フィラー下地調整材

sotokabe2.bmp
エポキシ系さび止め.bmp

  ・ 鉄部

金属は空気中の酸素を取り入れて錆びます。この酸をシャットアウトする役割が錆止め下地材です。
従来は鉛入りの鉛により酸の発生を遅らせていました。現在も同様ですが、
エポキシ樹脂系の錆止め材が主流です。又、金属に塗料が良く接着する様、エッチングプライマーも使用される様になり、アルミ材にも塗装出来ます。

屋根シリコン.bmp

  ・ 屋根

トタンとコロニアルでは材料は違いますが、トタンは鉄部と同様に錆止め下地材を使用します。

上塗り材の主成分は合成樹脂系アクリル系、ウレタン系、シリコン系があります。コロニアル等のスレート系には外壁と同じくシーラーを塗布した後の上塗り材としてアクリル系、ウレタン系、シリコン系の上塗り用の樹脂塗料があります。

屋根図.bmp

・ 木部

一般的にウレタン樹脂系や合成樹脂調合ペイントを使用しますが、希釈にシンナーかボイル油で耐久性の違いが出ます。
シンナーは木部に浸透しないで表面だけで乾燥してしまいます。
ボイル油は蒸発しにくく、空気を含みながら高温を発生し、酸化しながら硬化します。つまり乾燥が遅いために木部に浸透する時間があります。木材は四季を通じ雨水や温度により伸縮運動をしており、その運動についていかないと塗装は剥離を起こします。
浸透していれば比較的運動についていけるのです。ボイル油は植物性で艶があります。艶の無い塗料ではキシラデコールがあります。浸透性で木部の模様も出す事が出来、腐食剤も含まれています。

なぜ木部の塗装は剥がれやすいか!
木は水分を含み気候、温度、湿度の変化により絶えず吸収、放出しているからです。

 

 1)膨張、吸縮に追随出来ない塗膜(表面だけに塗装)

木部1.bmp

    2)膨張、吸縮に追随出来る塗膜(内部に浸透した塗装)

木部2.bmp

 ・ オイルステン

木部の木目を出すために新築時に利用されます。塗料でなく着色を目的とした顔料です。

 ・ ニス

外部にはウレタンニスを使用し、和ニスは内部用として別けて使用します。

 

・ アク洗い

白木がシミや汚れで変色した場合、苛性ソーダーで洗い出し、薬焼けするのでシュー酸で漂白して白木に戻す作業です。ニスが塗られている場合は剥離材でニスを落とします。水で洗い出し乾燥するという作業を何回か繰り返して行い非常に手間のかかる作業です。

 

・ シンナー

一般には塗料の希釈材として使用されている塗料シンナーです。

 ・ OP

オイルペイントの略称です。油性の樹脂ペンキで、木部にも、鉄部にも使用される溶剤系のペンキを総称していいます。

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